Olea Flora

「心を自分でケアする力」を楽しく学び、元気になる集い

第12回バッチフラワーシンポジウム2017

大型の台風接近と衆議院選挙当日という
なんだか天も地もざわついていた10月22日。

第12回を数える
バッチフラワーシンポジウムが開催され無事に終了しました。

2017シンポジウム

今回のテーマは、

「老年学のすすめとバッチフラワー」
〜親を見守る眼差し、自分の将来〜


あなたに質問です。
人生の始まりから終わりまでを日の出から日没までの時間で表すとしたら・・・


「あなたは、今、人生の何時頃にいますか?」


これは、演者のお一人が発表の初めに聴衆に投げた質問です。

学生さんなら午前中でしょうし、中年層は昼過ぎから三時のお茶の時間くらいでしょうか。
そして、この考えで言えば、老年期とはだいたい5時以降と表現できるかもしれません。
(もちろん、個人の感覚で答えて構わないのです)


みなさんの答えが、何時であろうと、全員が夜までの時間を過ごすことは同じですね。


老年学というというと硬い印象ですが、
1日の過ごし方をあれこれ考えるのと同じく、誰の人生にもある終盤について考えを巡らす。
そんな良い機会であったように思います。


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今回のスピーカーの皆さま
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「アンチエイジングの虚構」  「シュタイナーの老年学」
 林真一郎先生         〜老いて観える人生の秘密〜
                   丹羽敏雄先生


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「青年期の心の教育と    「バッチフラワーの老年学
バッチフラワーレメディ」       〜汝自身を知れ〜」
神村有紀先生


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薬剤師であり自然療法を扱う「グリーンフラスコ」代表の林真一郎先生は、
日本の国民医療費の上昇(42兆円)の原因として、「医原病」と「医療化」を挙げ
さらに、主体性を失った医者任せの医療が「医療化」を加速させているとし、
ここで、バッチフラワーレメディの有効性・有用性を話されました。

そして、「アンチエイジングの虚構」というタイトルに戻り・・・命あるものは酸化(老化)とりモデリング(新陳代謝)を避けられないのだから米国式のアンチエイジングは不自然であるというお話へ。

アンドリュー・ワイル博士(アリゾナ大学統合医療医)や音楽家のブライアン・イーノの発言を紹介してくださいました。

2917-9
「潔く優雅に、身を委ねる」

最後のスライドの結びにあった言葉は
『老いとは、自然や自然な生き方、生きざまを考える最後のチャンスなのかもしれません。』


これは、林先生ご自身の感じ方。
・・・さて、みなさんいとっての「老とは?」


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数学者であり人智学関連の書籍も多く書かれているシュタイナーの超専門家である丹羽敏雄先生は、
1.身体の成長と衰退
2.青年期の理想と老年期の理想
3.「死の力」が「生の力」になる

という3つの観点から老年期を考えるという内容でした。
「死」に対する否定的な意味しか持てていない(思わされている)日本人も多いですが、人間の観える部分だけではない全体性(ボディ・マインド・ソウル・スピリット)について、そして、生まれて死ぬ(それ以前と以後も)を理解することで、死穢の捉え方が変わり死を恐れなくなるのではないか。医療費も大幅カットできる!(笑)と先生。

2017-4

現代の社会では、スピードや成長、拡大を追い求める(青年期の理想)傾向が強いので、「老年期の理想」つまり・・・

身体の衰えに何か肯定的な意味が隠されているのか。
身体の生命力ににも依存しない「理想」とは何か。
といった、老年期を精神的に支えてくれる「理想」をいかに獲得するかが大事である。

「死の力を生の力に変える」ことを分かりやすくするためのお話としては、
体の能力が落ちてもそれを受け入れ、平安の中に生きることで(欲望から少し離れ)心の目が育ち別のものが見えてくる。
という言葉が印象に残りました。

人間は、肉体が衰えても(むしろ、そうだからこそ)精神性の成長を続けていける可能性があるということ。


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バッチ財団登録プラクティショナーでもある立命館大学文学部非常勤講師の神村有紀先生は、
2012年より立命館大学の授業の中で、学生(青年期の人々)に対し、バッチフラワーレメディの基礎知識を学んだうえで、自己の感情理解を中心テーマにした実習を行ってきたこれまでの経過を報告してくださいました。

2017-6

学生たちは、バッチフラワーレメディの効果を調べるのではなく、感情を見つめ理解するためのツールとして用います。
レメディは、教室の後ろにあるお茶コーナーに用意してありますが、使うことは強制されず希望者が自由に飲むという形でした。
ただし、毎回の授業で自分の感情に合ったレメディを考えていく経験を通して、自分の内的なものへの理解を少しずつ深めていく姿がありました。(学生からのアンケート回答をご紹介くださった)

外的・内的に翻弄されるいまどきの20才前後の人々が、この時期に内的調和の回復を目指した「癒しの文化」(ここではバッチフラワーレメディ)に触れることにはどのような意味があるのか、人生全般にどのような可能性をもたらすのかといったことについて、神村先生自身の経験をシェアしつつ、青年期に内的なものへの理解があるということが、老年期をより豊かに過ごすための助けになるのではないかと述べられました。


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一般社団法人バッチホリスティック研究会代表理事の林サオダ先生は、
バッチフラワーレメディを少しずつでも自分の生活に取り入れることは、中年期以降に起こってくるアイデンティティー・クライシスや自分の老いを見つめること、老年期の自分との付き合い方に役立つと勧められました。
バッチフラワーレメディを使うことを通して、自分への理解が深まり、生きてきた道のりを自己肯定感をもって振り返ることができることを多くの事例に見てこられたそうです。

2016-9

量的時間(流れ去る時間) < 質的時間(かけがえのない時間)

自分が求めるもの、かけがえのない時間はどのようなことかを「わかる」か「わからない」かで、その人の幸せ度がずいぶん違ってしまうので、人生のどこかでその価値を確認する必要があるだろう。老年期は、体も心も硬化していくので「心が柔軟なうちに自分と向き合っていく」ほうがいいとのお話でした。

また、高齢の方に対して周りの人は、「いたわり優先」か「できることをしてもらう」かといったことで悩むかもしれないが、「その人が成長すること」という視点があると良いのでは?とのご意見でした。



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最後は、私の個人的な感想です。
全てのお話を聞き終えて、共通した問いを考えると。

「どのように年を重ねるか」
「老いという変化をどのように受け止めるか」
「老いにより与えられるものは何か」
「人生の店じまいに向けて、どう生きるか」
「どう成長していけるのか」
「より豊かな時間を持つには自分にとって何が大切か」


・・・といった老年期のモデルがはっきりとない現代。
これらのことを自分事として「今」考えると

「私はどう人生を歩みたいのか」
「それでは、今をどう過ごそうか」
「何をして、何をやめようか」

そんな、毎日をどう暮らすかという話になり、
「老年期はまだ先だわ」いうどこか他人事の受け止め方からの変化が・・・

・・・あるのではないかしら。(^ ^)



以上、雰囲気だけだったかもしれませんが報告を終わります。

by.C
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パネルディスカッションの様子
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